スカイラインGT-Rではなく日産GT-R

2-11

スカイラインGT-Rは、R34で終焉を迎え、新たに日産GT-Rとなりました。
R35と呼ばれることになる事実上の後継車種です。
GT-Rとして考えれば、3世代目ということが言えるでしょう。
しかし、GT-Rはスカイラインではないのです。
どんなにテールランプなどで飾ったところで、まったく縁のない車種となったといえます。

スーパーカーとしての生まれ変わり

R35は、完全にレース仕様として誕生しました。
そのため、これまでのGT-Rとは比較ができないほどの性能を持っています。
それもそのはずで、これまで伝統的に守ってきた羊の皮をかぶった狼として市販車をベースにしてきたのがスカイラインGT-Rだったのに対し、あくまでもサーキット性能にこだわり専用開発したのが日産GT-Rだからです。

R35はただ高性能なだけではありません。
だれが運転しても、高い性能を発揮できるように作られており、特殊な車ではあるものの、静粛性まで持たせたのですから、これまでのスポーツカーとは、明らかに別物であるともいえるでしょう。
それだけに、スーパーカーといえるのかどうかということに関して、多くの議論が巻き上がることとなったのです。

珍しいイヤーモデル制

このR35の特徴として、イヤーモデル制を取っているということが挙げられます。
日本車ではあまり見ることはありませんが、毎年少しずつ進化をさせていく方法です。
そのため、何年モデルといった考え方をしなければいけません。
見た目に大きな変更はされてきていませんが、細かなメカニズムは熟成を進められてきているといえるでしょう。

ただし、2017年モデルに関しては、かなり大幅なデザイン変更が入ります。
全長まで延長されることになるため、性能としても違いが出ます。
冷却性能まで影響が出るビッグマイナーチェンジとなるため、かなり分けて考えなければいけない車となるのです。

一般的に買える値段ではない

R35の特徴の一つとして、金額を抑えたということが挙げられます。
これはあくまでもスポーツカーとしての価格であり、スーパーカーとしての価格ではありません。
スーパーカーとしては格安ですが、スポーツカーとしては、一般のユーザーが手を出すことができる価格ではないでしょう。

確かに、性能から考えれば、驚くほどリーズナブルです。
しかし、1000万円を超えるモデルもあるのですから、これが一般的とはとても言えません。
どんどんと手が届かなくなっていったGT-Rは、もう過去の車とは異なる存在となってしまったともいえるでしょう。
だからこそ、もうGT-Rは終わったのだといわれているのです。

You may also like